車の下取りが安くなる理由は?元車買取専門業者のしろくまが教えます

今回の記事では車の下取り査定が安くなる理由を解説します!
車を売るなら下取りではなく、買取専門業者に売りなさいなど、ネットで様々な情報が流れて実際何がいいのかわからない。

だけども、下取りは査定額が安いのはなんとなくわかる。
なぜ、査定額が安くなるか?理由が知りたい。
あと、下取りでのメリットも知りたい。

下取りが安くなる理由

白クマ先生

それでは解説していきますね!
  1. ディーラー独自の基準で査定するから
  2. 販売網が少ない
  3. 純正パーツ以外の部品をプラス査定しない
  4. 下取りに競合相手がいない
  5. 担当者に下取りのノルマがない

ディーラー独自の基準で査定するから

一般的な車の買取業者は、業者間のオートオークションの落札基準を参考にして買取をします。
つまり、常に新鮮な買取価格を算定して買い取る金額を決めます。

しかし、ディーラーの場合「一般社団法人日本自動車査定協会」が作成している中古車の価格ガイドを参考にしています。
価格ガイドは、オートオークションと落札基準相場には大きくかけ離れているものとなっています。

高く査定が出せるのは、基準が常に新鮮なオートオークションの評価基準です。
なのでディーラーの下取りで高く買取をしたくても、ガイドに基づいて査定をするので、高く評価できないのが実情になります。

日本の中古車流通の約9割はオートオークションを使って、市場に車が卸されているので下取りより高額査定が期待できます。
残り1割は中古車ガイドに基づいて査定されるのでどうしても査定が上がりません。

つまり中古車流通の1割の中にディーラー査定が含まれているので下取りが安くなります。

販売網が少ない

ディーラーで下取りした車は、下取りした店舗の中古車展示場に展示して販売しています。
オークションを利用した販売方法に比べ、展示されているは車は売れるまでタイムロスが生まれます。

タイムロスで売れない場合「在庫者」となり、すぐに現金化できないので下取り査定額は自然と安くなります。
特に、売れるかどうかわからない車の下取り査定額は。買取業者の50%以下になる可能性もあります。

また、ディーラーは利益を上げる方法として新車販売に最も力を注いでいます。
新車を売る専門家なので、中古車情報は専門外なので状態を把握していません。

把握できない分下取り価格に新鮮な中古車相場を反映する事が難しいです。
結果、適正価格が判断できないので下取り査定額は自然と安くなります。

純正パーツ以外の部品をプラス査定しない

ディーラーの下取りは純正パーツを評価します。
場合によってはプラス査定になる場合があります。

理由は純正パーツを装着している車は売りやすいからです。

しかし、純正以外のパーツを装着した車は売りにくいのでプラス査定にはしません。
というのも、ディーラーの場合、買い取った車は買い取った店の展示場で中古車として販売します。

しかし、店舗内の新車(純正の部品を使用)ばかりある中で、純正パーツ以外を装着した車は展示しにくいというのが本音です。
純正の車を求めているお客さんに、純正パーツ以外の装着している車は売れにくいので、在庫として抱えるリスクが高くなります。

リスクを抱えている車をわざわざプラス査定にできないので高く買い取れないのです。

下取りに競合相手がいない

下取りとは新車の販売業者に車を売るということです。
下取りを利用されるほとんどの方が、新車の購入と引き換えに今の車を割引の材料として利用されます。

つまり、確実に下取りに出してくれる背景には競合相手がいないででいわば独占状態です。
ライバルがいないい状態では自分たちの利益が最大化され安いのでわざわざ下取り価格をあげる必要はありません。

担当者に下取りのノルマがないから

ディーラーの販売員は「車を売る」事が仕事です。
仕入れた車に利益を乗せて販売するビジネスモデルです。

ビジネスですので、会社に利益を出さなければいけません。
ですので、販売員にはある程度の車を販売しなければならない「ノルマ」があります。
ノルマが達成出来ない場合、会社によっては最低限の基本給のみで販売員の給料が上がる事がありません。

給料を上げるために販売員は、値下げ・オプション等をつけて必死にお客さんに交渉して車を売ろうとします。
しかし、「下取り」には販売員にはノルマがありません。
毎月〇〇台車を下取りする!といったノルマがないので、販売員は下取りをするために必死に交渉する必要はないのです。

下取りのノルマがないので交渉する必要がないのです。だから下取り査定額は自然と安くなります。

下取りでの注意点

白クマ先生

下取り査定での注意点を説明しますね!

なるべく車を早く引き渡す

査定をしてもらった際には出来るだけ早く下取りに出しましょう。
理由は査定をしてもらった時が一番高値で買い取ってもらえるからです。
例えば年末に査定してもらった場合と年明けに査定してもらった場合、査定額が10万円以上違う場合もあるからです。

2週間の間で相場が変わったのではなく、年を超えると「去年の車」だと認識されて1年前の車と同じ扱いになるので査定額は大きく変わります。
また、査定してから期間が空くと、走行距離が伸びたり、場合によっては擦ってしまったり、事故に巻き込まれてしまう場合もあります。

査定した日が一番高値なので、出来るだけ早く引き渡しましょう!

リサイクル料金が含まれているか確認しておく

リサイクル料金とは車が最終的に「廃車」となった場合にかかる「リサイクル料」を、車を購入した人が前払いとして支払う金額です。。

おおよそ6000円から18000円程度で、下取りしてくれた業者から返金してもらえるのが一般的です。
下取りに出した際には、査定額にリサイクル料金の返金分が含まれているか確認しましょう。

下取りのメリット

白クマ先生

ディーラーでの下取りをしてもらう際のメリットを紹介しますね!

面倒が少なく手間がかからない

ディーラーの下取りを利用する最大のメリットは「手間がかからない」という事です。
次に購入する予定のディーラーに引き取ってもらえるので、購入と売却が同時に商談出来ます。
下取りと購入のタイミング合わせられるので、車に乗れない期間が発生したりしません。

新車の値引きの交渉ができる

ディーラは下取りをした車を仕入れて利益を上乗せして販売します。
つまり、仕入れた車が売れば利益が確定するのです。

中古車販売として利益確定できる状態と、新車販売で利益を出せるので2度美味しい状態です。
あなたの下取りに出す車が中古車として売れやすい車であれば、ほぼ利益が確定されるのでその分新車の値引き交渉が有利となります。